理想の注文住宅を実現させるために、外観のデザインから内装まで悩むことはたくさんあります。
しかし、なにより土地が決まらないことには家づくりは始まりません。
今回は、土地探しの手順と土地選びのポイントをご紹介します。

□注文住宅は土地探しから始まる！

まず、これから土地を探す際のベースとなる予算を決めましょう。
予算は最大限度額ではなく、建物分の予算を引いて計算しましょう。
土地を購入してから、予算が足りなくて理想の住宅が建てられないというような残念な事態が避けられます。

次に、条件の優先順位を決めましょう。
もちろんすべての希望条件に当てはまって、予算内に収まる土地が見つかるのが1番です。

しかし、土地探しではそう上手くいくことは珍しいでしょう。
地域や土地の広さ、駅までの距離、学区、日当たりなどあらゆる条件の中から家族にとってどれを優先したいか決めましょう。
第1条件は、コストにしておくことと良いです。

優先順位を決めたら、実際に土地を探しましょう。
どれかひとつの条件に固執せず、様々な探し方を試してみてください。
土地探しが終わり次第、土地調査をしましょう。
そこに住宅を建てても問題がないか、災害時にどんなリスクがあるか確認してください。

最後に、土地が決まったら契約をします。
その際、手付金が必要なケースが多いです。

□土地選びはここを見て！

土地選びの際は、以下のポイントも条件と併せて確認すると良いでしょう。

1つ目は、土地の立地です。
周辺地域の治安状況や、スーパー、郵便局、病院といった生活に必要な施設の有無は生活に大きく直結します。
また、幼稚園や小学校、公園が近くにあると子育てもしやすくなりますね。

2つ目は、土地の形と方角です。
一般的に、南向きや東向きの土地は日当たりがよく、人気なため、坪単価が高くなることが多いです。

土地の予算を抑えられたり、北側斜線の制限を受けないため外観デザインの幅が広がったりといったメリットもあるので、一概に北向きの土地が悪いという訳ではありません。

3つ目は、土地の高低差です。
ひと口に土地に高低差があると言っても、ケースによって考えられるリスクが異なります。
道路よりも低い土地の場合は大雨の際に、道路から水が流れ込んでくる可能性があります。
盛土工事を行って道路と同じ高さにすると、対策もできます。

一方、道路よりも高い位置にある土地は高さによって、擁壁工事が必要なことがあります。

4つ目は、土地の境界線です。
購入後、隣地の所有者とのトラブルを避けるためにあらかじめ土地の境界線が確定しているか、確認しましょう。

5つ目は、災害リスクです。
ハザードマップを確認して、どんな災害が過去にあったかや想定される被害をチェックしましょう。

□まとめ

今回は、住宅を建てる土地探しの手順とポイントをご紹介しました。
土地探しは難航することも想定されるため、余裕を持って取り掛かりましょう。
安心して過ごせる注文住宅の建設は、アフターケアの充実した当社にぜひお任せください。