電気配線計画は、家の住みやすさをとても左右します。
あらかじめよく検討しておくことが大切です。
しかしどのようなポイントを考えておくと良いか知らない方がほとんどだと思います。
当記事では新築時の電気配線のポイントと、注意点を紹介します。

□新築時の電気配線をするポイントは？

＊取り付ける場所について

電気配線を考えるときは、どのような設備に電気配線が必要になるか考える必要があります。

・照明

一般に一部屋に一つで十分ですが、おしゃれなものにしようとすると、数を増やして埋め込みにしたり、壁に取り付けたりと様々な工夫ができます。

・スイッチ

現在ではスイッチやタイマー、リモコンのおかげでスイッチの数は少なくなりました。
とはいえ、スイッチの場所には気を遣わないと、不便になります。

・コンセント

スイッチと対照的に、こちらは昔に比べ非常に多くなっています。
家電がある場所に、作業する場所に、必ず設置しておく必要があります。

これらの設備は、電気が届くような場所に取り付ける必要があります。

＊取り付け高さについて

場所が決まったら、その高さを考えます。
特に要望がない場合、一般にスイッチは床から120cm、コンセントは床から25cmの高さに設置します。

□電気配線の注意点をご紹介！

・注文住宅電気配線計画を変更できる時期に注意

造作工事が終わると、配線計画の変更は難しくなります。
追加費用がかかるので、早い段階で配線計画を考えておきましょう。

・失敗しないためのポイント

1.家具や家電の配置をあらかじめ決めましょう

電気配線の検討段階で、家具や家電の配置は出来るだけ図面に落とし込んで決めておきましょう。
これらの位置が曖昧だと、後になってほしい場所にコンセントがない、ということになってしまいます。
難しい場合は、施工会社に相談してみてください。

2.扉の陰にスイッチが配置されていないかチェック

扉や家具でスイッチ・コンセントが隠れてしまうケースは非常に多いです。
これも図面を考える段階でよく検討しておけば対策可能です。

3.コンセントやスイッチの高さを考慮する

せっかくのスイッチやコンセントも、必要な高さになければ使いにくいです。
老後の使いやすさまで考慮できるとベストです。

□まとめ

最後に当記事の内容を押さえておきましょう。

・造作工事までに計画は完成させる
・家具や家電の配置をあらかじめ決めておく
・扉の陰にスイッチが配置されていないかチェックする
・コンセントやスイッチの高さを考慮する