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寒い家に潜む健康被害とは?暖かくするためのポイントもご紹介します
冷えは万病の元、と古くからいわれるように、寒さはあらゆる病気を引き起こすリスクがあります。
寒さに気をつけなければいけないのは、お年寄りだけではありません。
若い人であっても、冷えが原因で病気を患ってしまう可能性は十分にあります。
今回は、寒い家に潜む健康被害の例と、暖かい家にするためのポイントをご紹介します。
□寒い家に潜む健康被害とは?
世界保健機関(WHO)では、寒さによる健康被害が出ないために室内の温度を18度以上にすることを推奨しています。
しかし、なんと日本の住宅の約9割がその基準を満たしていないといわれています。
室内の温度によって、引き起こす可能性の高い健康被害は異なります。
・17度
血圧上昇や循環器系疾患のリスクがあります。
・16度~5度
呼吸器系疾患への抵抗力が低下します。
・4度~
低体温症を引き起こす可能性があり、危険な状態です。
他にも、脳卒中や心筋梗塞、肺炎などの病気になるリスクがあります。
年間約127万人の方が亡くなっており、そのうち47万人の方が冬に命を落としています。
また、呼吸器系疾患で亡くなる方は年間約20万人程度ですが、冬に亡くなるのはそのうち約8万人です。
脳血管疾患でいうと年間11万人が亡くなっているうち約4万人、心疾患では年間約20万人のうち約8万人が冬に亡くなっています。
室内の温度が、健康に大きく影響することが分かりますね。
□寒い家を暖かくするためのポイント
*断熱性能を高める
暖房やストーブで暖めた空気が外に漏れないようにすると、効率よく部屋を暖かくできます。
外気と触れる隙間を最小限にしたり、高断熱な建材を使用したりすることで、断熱性能が高まります。
例えば、壁に分厚い断熱材を埋め込むことや、二重窓にすることなどが挙げられます。
*住宅全体で温度を管理する
リビングや私室だけなど部屋単位で温度を上げるのではなく、廊下や脱衣所、トイレなどの空調設備があまり用意されていない場所の温度も、管理するように心がけましょう。
リビングを暖かくしていても廊下に出るととても寒い、というように温度差が著しい状況では、ヒートショックを起こしかねません。
そのため、住宅全体の温度が平均化できるように、対策をとる必要があります。
例えば、全館空調や全館冷暖房などのシステムを採用しても良いでしょう。
□まとめ
今回は、寒い家に潜む健康被害と、その対策をご紹介しました。
ご紹介したような健康被害とまではいかなくても、慢性的な冷えは少なからず健康に影響を及ぼします。
家族みんなが安心して暮らせる住まいにしたい方は、高性能な住宅を提供する当社にぜひお任せください。
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