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木造と鉄骨の違いとは?メリット・デメリットを比較しておすすめをご紹介します
住宅を建てる際の1つの大きな選択肢として、木造と鉄骨のどちらを選ぶかがあると思います。
単純に価格面だけを見て判断してしまうと、実際にその家に住んだときに後悔してしまうかもしれません。
そこで今回は、後悔のない選択をできるよう、木造と鉄骨のメリット・デメリットをご紹介します。
□木造と鉄骨の違いをそれぞれのメリット・デメリットから比較!
*木造のメリット・デメリット
木造のメリットの1つ目は、コストが安く抑えられる点です。
鉄骨に比べると材料費が安く、工期も短いため建築コストが抑えられます。
木材の種類によっては材料費が高くなる場合もあるため、予算と木材の種類もよく検討するようにしましょう。
木造のメリットの2つ目は、環境に優しい点です。
木材は森林から再生産し続けられるのはもちろん、生産から建築までの二酸化炭素の排出量が少なくできます。
そのため、環境負荷を考えたときには、鉄骨よりも木造の方が優れていると言えます。
次に、木造のデメリットの1つ目は、腐朽や蟻害のリスクがある点です。
木材は腐朽菌やシロアリのダメージを受けやすいです。
湿気が溜まってしまうと、これらのリスクが大きくなってしまうため、通風や通気性を確保するなどして対策しましょう。
木造のデメリットの2つ目は、性能や品質にバラツキが生じやすい点です。
木材は自然のものを扱っているため、どうしても個体差が生じてしまいます。
また、職人の技量によっても仕上がりに差が出てしまうため、予め把握しておきましょう。
*鉄骨のメリット・デメリット
鉄骨のメリットの1つ目は、品質が安定しやすい点です。
鉄骨は木材とは違い、工場で生産されるため品質のバラツキが少ないです。
また、現場での加工も少ないため、職人の技術で品質が変わることも少なくなっています。
鉄骨のメリットの2つ目は、大空間の間取りを作れる点です。
鉄骨は木材と比べて強度が高いため、柱と壁を少なくできます。
同じ延べ床面積であっても、空間を大きくとれるため開放感を演出できます。
次に、デメリットの1つ目は、建築コストがかかる点です。
鉄骨は木造に比べて材料費が高く付き、工場での加工も必要となるため建築コストが高くなります。
リフォームする場合にも、費用が高くなる場合があるため注意が必要です。
デメリットの2つ目は、断熱対策が必要である点です。
鉄骨は熱伝導率が高いため熱を通しやすいという特徴があります。
夏と冬に快適に過ごすためには断熱対策が必要になりますが、よく使われる外断熱は費用が高くなります。
□木造に向いている人、鉄骨に向いている人の特徴
木造に向いている人は、地球の環境問題に対して取り組んでいきたい方や、脱炭素社会に貢献していきたいと考えている方です。
また、住宅のコストが安く抑えられるため、その分を内装や外装に使いたいという方にも向いています。
鉄骨に向いている人は、都会に暮らしているため広い土地を確保しにくく、5階建て以上の高層の建物にしたいという方です。
また、鉄骨は木造と比べて資産価値が落ちにくいため、将来的な売却を考えている方にも向いています。
□まとめ
今回は、木造と鉄骨のメリット・デメリット、それぞれに向いている人の特徴についてご紹介しました。
木造と鉄骨にはコストと耐久性の2つに大きな違いがあります。
そのため、ご自身でどんなことを重視した住宅にしたいかを考えていくことが大切になります。
今回の記事を参考にして、自分に合った素敵な家を実現してくださいね。
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