前回、工務店選びに重要な家づくりの性能の一つ「耐震性」について勉強したね。

今回はちょっと英語と数字が出てくる、「断熱性」について勉強するよ！

う、うん、そうだね。

住宅の観念で言えば外気の温度を遮断して、家の中の温度を外に逃さないようにすることで、「夏涼しくて、冬暖かい」ってことだね。

熱中症を避けるには、真夏はクーラーでガンガン冷やさなければお家は涼しくならないよね。

お家の電気で、もっとも電力を使うのが「エアコン」で、約1/4も占めているんだよ。ちなみに２番目は冷蔵庫。

つまり、住宅の「断熱」化は、節電や地球温暖化対策にもつながるんだ。

それだけ環境への配慮が必要な今、今年の4月から新築にも「省エネ基準」をクリアしているかどうかも義務化になったんだ。

省エネ基準は「新築される住宅が、住んでる地域の断熱性基準に適合しているのか」が求めらるんだけど。

ここで、住宅の断熱性能を判断するための重要な数値たち

「UA値・C値・Q値」の登場！

もう英語アレルギーを発症しているね笑

まずはじめにこの値の言葉の意味から、考えていこうね。

QはQauntityという、英語の頭文字をとって来ているみたいだね。（意味は「量」とか、「熱量」）

Q値が小さい家＝熱が逃げづらい家

つまり、冷暖房の効率がよく省エネ性能が高い家ということなんだ。

平方メートルあたりに存在するすき間の面積を示しているから、数値が大きければ、すき間が多いってことだね。

昔の日本家屋なんてすき間多いからスースーするでしょ。

つまり、C値が低ければ低いほどすき間が少ない家＝高気密な家てっこと。

Ua値とは冬はどれだけ熱を外逃がしてしまうか、また夏の場合は反対に外の熱気をどれだけ室内に伝えてしまうのか。ってことなんだ。

じゃあこれを数値化するにはどうやって計算するか、、なんだけど。。この値たちを求める計算式は複雑で、数値を自力で出すのは、じつはとても難しいのだ！

だから僕はプロの工務店に任せるよ！

数値の値はメーカーごとにそれぞれ異なるから、家を建てる時に知っておけば、選ぶ基準になるんだ。例えば、

・ひとつの値にはとても特化しているが、周りに比べて劣る項目がある」

・「すべての数値が平均的で、性能基準を満たしている」


ケンはどっちがいいと思う？？