吹き抜けとは、天井、床を作らずに連続した縦の空間を作ることを言います。
この住宅構造は近年増えてきており、吹き抜けを望む人も多くなってきています。
しかし、吹き抜けには電気代がかかるという欠点があることを多くの人が知っています。
そこで今回は、吹き抜けのメリットと吹き抜けのある住宅の電気代を節約する方法について紹介します。

□吹き抜けのメリットとは？

吹き抜けのメリットはさまざまですが、皆さんが最初に思い浮かべる吹き抜けのメリットはやはり視覚的な美しさでしょう。
吹き抜けを下から見上げると広々とした空間が広がっています。
これは吹き抜けの住宅ではないと得られない開放感と満足感を得られます。
また、開放感があると眺めも良く、のびのびと生活ができます。

また、吹き抜けがあると、家族の生活音が吹き抜けのない住宅に比べてどこにいても聞こえやすいというメリットがあります。
小さい子どもと一緒に暮らすなら、子どもがどこにいるのか、何をしているのかを常に把握しておきたいものです。
吹き抜けであると、生活音が聞こえやすいので子どもへの心配も減るのではないでしょうか。

そして、吹き抜けの家には採光という点でもメリットがあります。
吹き抜けがない住宅では、階ごとに採光する必要があります。
しかし、吹き抜けのある住宅は、吹き抜け付近の窓から採光すると、吹き抜けで連続した空間の全てを明るくしてくれます。
また、1階と2階の両方の窓から採光すれば、さらに採光の効率が良くなります。

□吹き抜けの電気代を節約する方法とは？

皆さんは吹き抜けのデメリットとして、吹き抜けは冷房や暖房の効果が得られないことを思い浮かべます。
そのため、吹き抜けは必然的に電気代が上がってしまうというイメージを持っているでしょう。

しかし、吹き抜けの住宅であっても、あることに気をつけることで電気代を節約できます。
それは、住宅内の風通しです。
では、なぜ風通しに気をつけることで電気代を節約できるのでしょうか。

空気を循環させることで、暖房や冷房が部屋中に行き渡りやすくなります。
空気の循環にはシーリングファンが適しています。
シーリングファンによって空気を循環させると、どこにいても暖かい、または涼しい空間を効率良く作れます。
また、空気を循環させることは、部屋干しの乾きやすさ、水回りのカビの発生しにくさなどにも貢献してくれるので、生活の快適さも格段に上がります。

□まとめ

開放的な家に住み、ゆったりと暮らしたいという人には吹き抜けのある家はぴったりです。
吹き抜けの家を検討しているなら、メリットを良く理解し心地良い生活を手に入れましょう。
吹き抜けに少しでも興味があれば、当社にご相談ください。