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登りやすい階段の寸法とは?それぞれの階段の種類の特徴もご紹介します
2階建て以上の住宅では、必ずと言ってよいほど考える必要があるのが、階段です。
高さや幅、種類など考えるポイントが意外に多く、大変かもしれません。
当記事では適切案寸法を考えるときのポイント、登りやすさを左右する階段の種類を紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
□登りやすい階段の寸法は?
基準は高さ23cm以下、奥行き15cm以上となっています。
もちろんこれは人によって異なるため、ここでは適切な寸法を考えるためのポイントを紹介します。
*歩幅に合った階段の高さ・幅にする
一般に、「階段の高さ×2+奥行き=歩幅」になると、階段の登り下りがしやすくなるとされています。
先述した基準寸法をこの式に当てはめると歩幅=61cmとなり、これは日本人の標準的な歩幅60cmに近いため、適切と言えます。
ただしこれでは少し安全性に不安があるため、奥行きは22cmほど確保しておけると良いでしょう。
*歩幅は人によって違う
若い方に比べ、お年を召した方の歩幅は狭くなります。
具体的には、若い男性は平均70cm、若い女性は平均60cm、高齢男性は平均60cm弱、高齢女性は平均55cmとされています。
住む方や、自分が将来年をとったときのことを考慮して、歩幅を小さめに見積もっておくのも良いでしょう。
□階段の種類も使い心地に影響する?
階段にはいくつか種類があり、これは昇降のしやすさに関わります。
・直進階段
圧迫感がなく、スッキリとした印象の階段です。
スペースをあまりとらず、価格も抑えめです。
ただし、踊り場が無い場合、落ちると危険ですし、急勾配になりがちです。
・まわり階段
90度もしくは180度方向を変える形の階段です。
スペースを取らないというメリットがありますが、一方で踏板が三角形になっており、踏み外す危険性があります。
・折り返し階段
U字型に方向を変えて登る階段です。
メリットは、昇降しやすく安全で、踊り場で休憩できることです。
一方デメリットとして、広いスペースが必要になります。
・螺旋階段
デザイン性が高く、省スペースな階段です。
太陽光も取り入れられ、通風も良いです。
一方踊り場が無く危険で、大型家具搬入が困難になるといったデメリットもあります。
□まとめ
当記事では登りやすい階段の寸法や、階段の種類について紹介してきました。
・直進階段
・まわり階段
・折り返し階段
・螺旋階段
このように様々な種類のある階段ですが、重要なのは「使いやすさ」と「安全性」で、これらは自分たちを基準として考える必要があります。
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