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無窓居室とは?換気の重要性について紹介します!
無窓居室という言葉を聞いたことがある方も多くいらっしゃるでしょう。
家づくりの際に快適で長持ちする家を建てるために窓を意識することは非常に重要です。
住宅の窓に関する法令について把握しましょう。
この記事では、無窓居室について紹介します。
□無窓居室について紹介します!
無窓居室は、建築基準法に定められている条件を満たす窓が無い部屋のことです。
窓がない部屋と間違えられやすいですが、正しくは基準を満たしている窓が無いことです。
建築基準法に定められている種類は4つです。
条件を満たすことがない部屋とは、どのような部屋なのでしょうか。
1つ目が、「採光無窓居室」です。
これは、採光の基準を満たしている窓がない部屋のことを示すが、非常用照明で代用できるわけではないので注意しましょう。
2つ目が、「換気無窓居室」です。
これは、換気の基準を満たしている窓がない部屋のことを示しています。
3つ目が、「排煙無窓居室」です。
これは、排煙の基準を満たしている窓がない部屋のことを示しています。
排煙の基準を満たすようにしましょう。
4つ目は、「避難無窓居室」です。
これは、避難の基準を満たしている窓がない部屋のことを示しています。
無窓居室に当てはまると、様々な規制がかかることをご存知でしょうか。
特に、「避難無窓居室」は人の命に関わることであり、厳しい規制がかかるので注意しましょう。
□無窓居室に認定されるとどんな制限がかかるの?
ここまで無窓居室の種類について紹介しましたが、どんな部屋かイメージできたでしょうか。
無窓居室には4種類あり、認定されるとそれぞれ異なる制限がかけられます。
かけられる制限を種類別に紹介しますので、確認しておきましょう。
まず、採光無窓です。
建築基準法の基準は「例第20条の規定に従い、採光のための窓の面積がその部屋の床面面積の20分の1に満たない」です。
この基準を満たさないと、非常用の照明装置の設置などが必要になるでしょう。
次に、換気無窓です。
建築基準法の基準は、「換気のための窓や開口部の面積がその部屋の床面積の20分の1に満たない」です。
この基準を満たさないと、自然換気設備や空気調和設備、機械換気設備の設置が必要になるので覚えておきましょう。
最後に、排煙無窓です。
建築基準法の基準は、「排煙のための窓や開口部の面積がその部屋の床面積の20分の1に満たない」です。
この基準を満たさないと、排煙設備の設置や接道条件の付加が必要になるので注意しましょう。
□まとめ
今回は、無窓居室について紹介しました。
種類がいくつかあり、それぞれかけられる制限が異なります。
この記事を参考に知識を増やして、家づくりに活かしてくださいね。
住宅に関することで何か分からないことや悩みがあれば、ぜひ当社にご相談ください。
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