それは、その材料・工法を扱う「施工者の技術」そのものに大きな差があるからだよ。

気密・断熱にせよ、耐震・制震にせよ、それぞれの最終的な精度を司るのは結局のところ「人」の技なんだ。

どんなに高価な材料を用いても、施工技術が追い付いていないといいものは出来ないってことだね。

例えば、タカ建築では、部屋間の温度差や上下の温度差が少ない、スーパーウォールの家を作っているんだけど、材料はもちろんのこと、それを使用して建築する細かな職人さんの技術も必要なんだ。

建物全体を高性能断熱材で包み込んだ、気密性の高い、魔法瓶のような空間ができるんだよ！

夏も冬も外気温に左右されにくい快適な室内環境を実現できるんだ！

（必殺仕事人なんてよく知ってたね・・・）

でも実は「職人さんの腕」だけでもないんだ。

もちろん全員が気密職人ならいいけど、現場にはもちろん新人さんから、ベテランさんまで色々な人がいるよね。

みんな経験は積んでいかないと、誰だって初めから「気密職人」になれるわけではないからね。

ケンも今サッカーの試合に出るために練習しているだろ？

だからタカ建築では確実な施工品質をクリアするために、全戸に気密テストを実施しているんだよ！

全て既定の数値に達することを確認した上で、お引渡しをするから安心して！

そう言った「施工管理体制」がしっかり整っているのかっていうのが重要なんだ。

今日は「人」の技ついて話したけど、結局家を建てるのは全て「人」が成す仕事なんだ。

家づくりに必要なことは建物そのものの知識、技術はもちろんだけど、さらに安心して家づくりを進めていくためには、意見を伝えやすいポジティブな工務店との関係性が必要になってくるんだ。

自分の意見を押し付けているだけになっていないか、相手の意見を鵜呑みにしているだけではないかということも注意してみよう。

そうだね。

家づくりは多分ほとんどの人にとって人生で一番高い買い物になるんじゃないかと思うんだ。

だから、住宅ローンなんかもしっかり相談ができるか、正しい知識と、アドバイスがあるかどうか。

家を建てた後も、相談ができるかっていうのも大切なポイントだよ。